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2005年5月12日

ふたつのスピカ ひとりぼっち

本日の主役は万里香。

簡単にあらすじ。
万里香は父との諍いのせいもあり、朝からイライラ、そんな時アスミに宇宙観測センターに皆で行こうと誘われるが、あっさり拒否。落ち込むアスミを見かねて秋、府中野、圭はそれぞれの方法で彼女を気遣う。後日名前の由来で盛り上がるアスミたちにムカついた万里香はまたも暴言を吐き出て行ってしまう。そこに府中野が現れ自分たちは唯が浜出身だと告げる。唯が浜をキーワードに検索する万里香。そこにはアスミの母の名前があった。万里香は初めてアスミにも影があることを知る。マラソン中に倒れた万里香を気遣い残っていたアスミと圭。そして、アスミは自分の寮に万里香と圭を招待するのだった。そこにいたライオンさんは眠ってしまった万里香をまじまじと見つめる。次の日万里香からアスミに初めてお礼を兼ねて挨拶をするのだった。

全然簡単じゃなかった。やはり私にはあらすじを書くのは似合わないな。次からはあらすじはやめよう。

で、今回は内容もいいのだがそれ以上にセリフが(セリフも内容だとかいう突っ込みはなしでお願いします)いいのでそれを列挙して行きます。

寂しくないのかな
宇宙観測センターにみんなで行こうと誘うが万里香に断られる。その時アスミがもらす一言。
友達といえるのはライオンさんくらいだったアスミにとって一人でいる時間は長く寂しいものだったのだろう。

本当のマリカはあんな反抗的な態度はとらなかった
普通の人間とは違うんだ
本当のマリカならそんなことは言わないぞ
などの万里香の父の言葉の数々。
本当のマリカとはどういう意味なのか、普通の身体とはどう違うのかなど万里香の謎をほのめかす言葉が多数。これは最終回に向けてどんどん明らかになっていく。

お母さんが付けてくれたんだ
アスミの名前について。
しかしこの言葉を笑顔で話せるアスミは、やはりすごい。
悲しい笑顔ばかりの大人の中で育ってきたアスミには、亡くなった母よりも生きている人の方が切ないのかもしれない。

自分はいつも安全な場所で守られているくせに
名前の由来で盛り上がっているアスミに発せられた万里香の言葉。
常にひとりぼっちだった万里香、まして親にさえ自分を否定されている万里香には、父と母の話を楽しそうに話せるアスミは羨ましさ半分ムカつき半分。
ただ普通の脚本だと「何が楽しいのよ」くらいのセリフだと思うのだが、こういう言葉を使えるセンスがこのアニメなんだよねぇ。

細胞学興味あんの?」
細胞学の本を読んでいた万里香に向けられた府中野の何気ない一言。
これも彼女の謎に関わってくる伏線の一つ。

あいつも俺も唯ヶ浜生まれだって言えば少しは分かるか
これも万里香が言った「安全な場所で・・・」に対しての府中野の言葉。
これで、万里香は何かを感じとって調べるわけだが、あの事故から15年くらい経っていても唯が浜という言葉は依然として重みがある。それこそこの世界に生きる人たち全員の疵となっている。

5年間一度も意識を取り戻さないまま死亡
鴨川今日子の検索結果。
ここで、万里香の心の中にアスミの「お母さんが付けてくれたの」という言葉が思い出される事だろう。そしてアスミは母がいないだけではなく、母の温もりすら知らない事を知る事になる。

この場所から逃げ出したかった
でも本当は本当に行きたかった場所は
本当に欲しかったもの
万里香の心の声。
一人になりたかったわけだが、本当はやはり一人は寂しかったのだ。友達が、愛情が欲しかったのだ。そして見上げた空には満天の星。彼女が宇宙飛行士を目指した理由が分かるような気がしてくる。

いいわねぇ君たちぐらいの年頃は。人を思う気持ちが純粋で一直線で
私なんかもう理由をつけないと人の心配もできないのよねぇ
保健の先生の言葉。
こういうセリフ本当にいいよねぇ。これだからこのアニメは大人に見て欲しいんだよなぁ。

カモメちゃんが好きになる男ってどんな奴なんだろうな?」
中学のときにはいたみたいだけどな。死んだんだそいつ病気で
死んだ人間にはかなわねぇよ
秋と府中野の会話。
次回への布石だが、それだけではなく府中野のアスミへの想いの大きさが窺えるセリフでもある。

閑話休題:

名前の由来で、
圭の「おばあちゃんが好きだったバンドのボーカリストから一字
モデルのバンドがありそうだがそういうの詳しくないので出所がわからない。

アスミの「どんなときでも明日を見つめられる人になれるように
十分、今日子さんの思いは叶っているように思える。

今日子、友朗、アスミ。友朗はtomorrowなわけね。
♪きっと明日はいいともろう いいともいいともいいともろう♪ってことですか。

で、次回はアスミの桜
使い古された話といえばそうなんだがこの話泣けるんだよねぇ。
( iдi )

ということで次回必見。

今更ながら思うのだが、このアニメ。JRの事故の関係者に見て欲しいなぁ(被害者だけでなく加害者にも)どちらにとっても有意義なアニメだとおもうのだが。

 

ちょっと追記:気づいている方も多いとおもうが、はじめのスピカの位置を説明する部分で、星座が絵になっているのだが、そのしし座の絵がライオンさんなのね。今ごろ気づいた。
(後日追加しました)

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コメント

はじめましてw
マリカ=クローン説とか出てるようでしたが
「細胞学」がからむんでしょうか……
確かに「本当のマリカ」っていうのは
違和感ありますし(^^;

投稿: 元ゆうき | 2005年5月12日 20:21

マリカ=クローン説ですか。それはネタばれっぽいのでここでは書きませんが、マリカについては、ライオンさんが鍵を握っているのは確かです。あと微妙にシュウも。ということで最終回まで見逃せませんよ。

投稿: パリポリ | 2005年5月12日 21:50

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マリカ悩む。 体が弱いマリカ。 外に出られない子供時代。 友達もなく、ただ自由に外に出たかった。 うーん、やっぱし宇宙飛行士はダメなんちゃうかなあ、と 悲観的な予感が(^^; とりあえず、今のマリカは (不十分とはいえ)外に出ることもでき、 途中ついキレてしまったりしたものの、 友達もできた……というあたり。 マリカとライオンさんのハナシが出るかなあと 思ってたのですが、出ませんでした(^^;... [続きを読む]

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