タイドライン・ブルー 第4話
「役割り」
イスラは、まだ産後間もないというのに、洗濯したり、掃除をしたりと働き始める。
だが、キールは昼まで寝ていたりとぐうたら三昧。
そんなキールに、グールド艦長は
「世界平和に必要なのは食いものだ」と自説を唱える。
そして「働かざるもの食うべからず」とキールに仕事を命じる。
同じ頃、ティーンはアオイ事務総長から、
海に漂流している、浮遊樹と呼ばれる、本来宇宙の発電所からのマイクロウェーブを受信する施設だったものを見ながら、今世界に必要なのは、エネルギーだと聞かされる。
ハンマー・オブ・エデンで発電所が壊れ浮遊樹もただの漂流物と化しているらしい。
キールが命じられた仕事は、なんとトマホークミサイル磨き。
これが、ヤビツを襲ったミサイルだと知ったキールは、仕事を拒否し、イスラと子どものキールを連れて艦内を逃げ回った挙句、結局トマホークの保管室に篭もる。
ユリシーズがヤビツを襲ったって知らなかったとは、そっちのほうが意外だった。
そうでもなければ新国連に追いかけられたりしてないと思うのだが、そのことも気づいていなかったのだろうか?
最初その話しを聞きイスラもちょっと考えたようだが、子どもを産んだばかりの女性は強いもので、子どものキールに字を覚えさせたいから自分に字を教えて欲しいとキールに願う。
偶然艦内で、小型コンビュータを見つけていたキールはそれを使って字を教えてあげる。
最初に教えて欲しいと言われた字は、
子どもの名前「KEEL」だった。
そのころ、ティーンはアオイ総長と共にアメリカへ。
いまや世界一の産油国となったアメリカで、石油を一手に握る、キングの元へ。
そんなキングをアオイは、うまくいいくるめて、新国連に石油を供出することを約束させる。
部屋に篭もっていたキールとイスラだったが、イスラが倒れる。
産後間もないのに働きすぎが祟ったようだ。
それも、キールのかわりに艦内での立場を考えて無理していたのが原因。
キールはイスラにいらぬ負担を掛けていた事を思い知ることに。
コンピュータを使っていたキールを見て、ハンマーオブエデン以後に産まれた子どもでコンピュータを使えるのは、ティーンとキールの二人だけなのでは?とグールドは言う。
イスラは自分から動くことで何時の間にかユリシーズの中での居場所を見つけつつあるが、キールは逆に自分から居場所を無くしているのが、歯痒い。
それに何かあるとすぐイスラを探してしまうキール。
本人は守ってやっているつもりなのかもしれないが、イスラがいないと不安でしようがないみたいだ。
子どもを産んだ女性は本当に強いなぁ。
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