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2007年11月19日

ef -a tale of memories. 第7話

「I...」

『女の子はある日、海辺で火をおこしてみた。本の中に島に流れ着いた人が狼煙というものをあげるエピソードがあったからだ。
真っ青な空に白い筋が立ち上る。これは雲と同じものなんだろうかと顔を突っ込んだら目と喉がひどく痛かった。慌てて離れると遠くからそれを眺めた。
役に立たないなと理解した。
そうやって一つずつ何かを理解した。理解するということを理解した』

この女の子を蓮治は可愛いと言ってしまう。
それを聞いて千尋は書きなおしたいと。
なぜなら、この女の子は、もっとずれているはず。冗談のようなことに真面目に取り組んでいることに読者が不安や違和感を感じないといけなくて、可愛いといわれたらこの女の子の存在を書ききれてないことになるから。

進路希望で悩んでる蓮治。
そんな話を以前もしたのに、やっぱり千尋は覚えていない。
過去の記憶がないんだと改めて思いしる。

恋は下り坂で、勢いがついたら止まらない。愛は上り坂、辛いこと苦しいことを背負って上らないといけない。

『女の子はやがて人間の絵を描けるようになった。彼女は一人の男の子の絵を描いた。
そして今まで描いた風景画にその男の子を描き加えていった。
彼女はその絵を描いた場所に飾った。島の中で絵にしていない場所はなかった。
すべての場所で女の子は男の子と一緒。そして絵を見るたびに目線が合う。でも女の子にはやり遂げた感慨はなかった。これは人間だろうか考えてみる。いやこれは人間の絵だ。動かない考えないただあるだけだ。
「寂しい?」
到達したことでようやく彼女は自問できた。
寂しくはなかった』

どんな終わり方にするか、今まで出ていたアイデアは二つ。
第1案:女の子も絵の中に入って、男の子と女の子が穏やかに暮らす絵が、残される。ファンタジー系?
第2案:男の子が現実に現れる。どんな結末かはまだだけど、一応ハッピーエンド系?

でも第1案も解釈次第ではバッドエンドにもなる。
女の子が寂しさから逃避するために現実から逃避したとも考えられる。
蓮治がそう付け加えたが、だがこれは以前に千尋がすでに言ったことだった。

蓮治もメモするというより、同じ話題が出るたびに数えてただけか。
もう第1案については10回話したということですかね。

寂しさを知って壊れたということ?
寂しさを知ってはいけなかった。
こうやって終わりを決めて書くのは何だか嫌ですね。
神様がいじってるみたいじゃないですか。

帰り際、突然千尋が
「私にキスしたいですか?
いいですよ、誰にでも言ってるわけではないと思います
今まで蓮治くんほど親しくなった人なんていなかったみたいですし
今までずっと蓮治くんに逢っているのは私が信頼しているからだと思います
それに蓮治くんは私のことが好きみたいだから、だから恋人としてキスしてもいいです
もうそういう場面だと思います

千尋にとって蓮治の存在はそういうもの。
改めて千尋の記憶障害を思い知る蓮治。

何もできず立ち尽くすだけの蓮治。

ごめんなさいと逃げかえる千尋。

「違うんだ、何もかも」
このことは日記に書かないで・・・・

女の子は世界に一人。だから彼女は神様だ

みやこ編
見つけた。
私には必要ないと思っていた。手に入らないと思っていた。諦めていた。でも出会えた。
それは
私の居場所

ある日、父の心から母は消え、母の心からも父は消えた。
母がただ黙々と皿を割りつづけた、それを最後に家から音が消え、会話が消えた。
私の世界からすべての色が消えた。
いつのまにか二人の心から私までもが消えていた。
それからずっと何もない世界で生きてきた。

紘と出会ったことで
やっと私は音のある世界を見つけた。色のあるおうちを見つけた。もう閉じこもってなくていいんだ。

デートに誘ったのに、紘は現れない。
携帯に何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もメッセージを贈るも返事すらこない。

お願いだから声を聞かせて。
一人にしないで。
何か言って。
助けて、消えたくない。広野くんの心から消えたくない。

景がケガしたと知らされて迎えにいっていた紘。
部屋に携帯を置き忘れたまま。

部屋に送ってもらった景は、その着信履歴を、削除した!

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