カテゴリー「ふたつのスピカ」の10件の記事

2005年6月16日

ふたつのスピカ 明日を見つめて

冒頭、宇宙服を着て遊泳してしているシーン。

アスミの声がかぶる
お母さんアスミだよ。
星になったお母さんに会いに来たんだ。
自分でロケットを運転して来たんだよ

私ね、お母さんにたった一つの事が言いたかったの、
言うね、
お母さん私を産んでくれて、、ありがとう

いきなり現在に戻る。
アスミに続き、圭、秋、フッチーまでもがA地点から離れて行くのを知った万里香。
どうやら自分を探しに戻っているらしい事に気づく。
私を探してくれている人がいる。
たったそれだけの事がこんなにうれしいなんて

探してくれる人のため、いや自分のためにポッドのあった場所まで戻ろうと教官達の目を盗んで走り出す万里香。
やっぱり、探されてるなら見つかってあげないとね。

それに気づいた西田先生(体育教官)
「行くがいい、宇喜多。
あとで5人まとめてたっぷり絞ってやるからな」
いいねぇ先生まで熱血してますねぇ。
このサバイバル訓練の結果で宇宙飛行士になれなくなると懸念していたブログが幾つかあったが、この一言でそんなことはないということがわかるだろう。

いくら地図とコンパスがあるからといって、ポッドのあったところまで戻れる万里香も実は意外と凄い事がわかる。
だって、あそこから自分で病院に行ったわけではなく、多分気絶しているところを助けられて病院に運ばれたわけで、どこを通ったのかはわからなかったはず。それを意外とあっさり戻れてしまう万里香はやっぱり凄い。

途方にくれてアスミにもらった食料を食べようとする府中野。
圭がそれに頑なに反対する。
そんなやりとりを見ての秋
僕達全員カモメちゃんには敵わないってことさ
アスミの影響力の大きさが窺われる。
みんな知らず知らずアスミ中心に動いているのである。
それが不快ではなく、むしろ心地いい。
本当にいい友達に出会えてよかったねぇ。アスミちゃん。

一番大切なのは自分の心だよ
最初はかさねちゃんの声で
二度目はアスミの声で、万里香の心に響く。

アスミを探す三人は、アスミが付けていた目印の矢印を見つける。
コンパスを持っていないアスミが付けた目印だと気づく秋。
これもアスミだけコンパスがないのはイジメか。見たいな意見もあったようだが、単なる偶然だと思います。というか演出的に盛り上がるからだと思ったりもしています。
そしてこれがアスミを見つける最善の策だと、その矢印をたどり、万里香のポッドへ行く事を選ぶ。

ポッドのところで待っていた万里香だが、アスミにしては遅すぎると感じて、何かあったのかも知れないと自分からアスミを探しに動き出す。
まさに大切なのは自分の心です。万里香さん。
いままで、常に受身だった万里香が初めて自分の心に正直に積極的に動き始めた。
もう万里香はきっと大丈夫。自分を見失ったりしないだろう。

河原で倒れているアスミ。万里香のところに行きたいのに体が動かない。
自分の力のなさにうっすらと涙を浮かべている。
そこにライオンさん登場。心配そうなライオンさんに
最初は大丈夫と強がっていたが、自分の行動が無駄だったのではとすぐに弱音を吐いてしまう。

すかさずライオンさん
本当にそう思っているのかい。自分の心に聞いてごらん。
おチビちゃんが自分で決めて行動した事に無駄なことなんか一つもないさ。
いいかい、おチビちゃんがこれまでにやってきた沢山の事、これまでに出会ってきた沢山の人。
その全部が君という宇宙を形作っている星なんだよ

「星?」聞き返すアスミ
圭ちゃんも万里香ちゃんも府中野くんも鈴木くんもみんな君にとっての星なんだ。
無駄な星なんてあるわけはないだろう

さすがライオンさんどんな話でも宇宙や星の話にしてしまう。
その例えが一番アスミの心に響くからなのか。どっちにしろ二人とも宇宙バカであることは変わりあるまい。

そして、ライオンさんが意を決した様にハーモニカを見せる
そして今ならおチビちゃんの仲間にもきっと聞こえる

アスミの後を追っていた三人も最後の目印を見つけてしまい途方にくれていた。
そこにかすかにハーモニカの音が流れる。
はじめに気づくのは府中野。この辺はアスミとの付き合いが長い分の一日の長というか。良く気づいたフッチー。

万里香にも聞こえる。
その時、過去のいやもう一人のまりかの記憶の断片が甦る。
小さい頃のらいおんさん、ロケットの秘密基地。刻んだ文字。
らいおんさん」つぶやく万里香。

圭にも秋にも聞こえ始める。
昔のアスミとの思い出が府中野の脳裏を過ぎる
聞こえるもん、ライオンさんのハーモニカ
お父さんとライオンさんはただにしてあげます
ライオンさん」つぶやく府中野。
鴨川のところへ行こう」と自信たっぷりに歩き出すフッチー。
ライオンさんの存在をどこまで信じていたか知らないが、フッチーここでアスミはライオンさんと一緒にいることを確信しています。
さすがフッチーです。ここで秋には負けていられないでしょう。

ハーモニカの音に誘われたどり着いた河原で、倒れているアスミを見つける万里香。
最初「鴨川さん」ついに「アスミ」と叫んで近寄って行く。
遂にアスミって名前で呼べましたね。

ここで、いきなりアスミも、万里香も子どもの姿に。
一瞬今までの事が小さい頃川に落ちた時のアスミの夢でした、なんて夢オチかとも思ったのだが、純真な純粋な、素直な気持ちの現れが子どもの姿にしたのでしょう。

初めてアスミって呼んでくれたね。
やっぱりマリカちゃん笑ったほうがかわいいね

そう、万里香ちゃんは笑ったほうがかわいいに決まっている。
笑える事は幸せな事なのだから。
アスミに今までの自分の気持ちを語る万里香。本当に酷い事を言ったと謝りたかった心から謝りたかったのだと。

三人も子どもで登場。
喜び合う5人。

一人一人が宇宙飛行士になりたい理由を語り出す。

近江圭
ほとんどの人が地球しか知らずに人生を終えるのがちょっとくやしいなぁ。
アポロが月まで行って撮ってきた写真を見たときなんだか不思議な気持ちだった。
月の世界でもちゃんと写真は写るんだ、そこは実在する場所なんだって。
私も月へ行ってみたい。月で写真を撮ってみたい。
そんな憧れから私は宇宙飛行士の道を選んだのだと思います

鈴木秋
僕が宇宙に行きたいのはね、そこに宇宙があるから、そこに星があるから。
理由になってない?それでもいいんだ。僕は初めから用意されたものは欲しくない。
欲しいのはまだどこにもないもの。
そういう性分なんだから仕方ないさ。誰よりも近くで星が見たいんだ

府中野新之介
何を仕出かすか分からない奴がいて、そいつにはいつもハラハラさせられる。
傍で見張ってないと危なっかしくて仕方ない。
そいつが宇宙飛行士になるなんて言い出したとしたら、しょうがない。
毒を食らわば皿までだ。
そんな理由で宇宙を目指す人間がいたりするかもしれないよなぁ。
俺の事じゃないけどさぁ

宇喜多万里香
私の居場所は、この地球にはないと思っていた。
友達と遊んだことも家族と笑いあった事もない私にとって、冷たい人間の世界よりも窓から見える星空のほうがずっと身近で、うんと優しかった。
もう一人の私の事を考えると自分の存在がなくなってしまいそうで、こんな思いをするくらいなら宇宙に一人きりでいるほうが遥かに幸せだと信じていた。
そう、アスミと出会うまでは

知識はともかく、圭ちゃんが一番まともな理由だよね。
秋は、お金持ちのおぼっちゃんらしい理由。ただそれを貫くために親と対立してしまったわけで、最初の理由はともかく本気度はある。
フッチーは本当に思っていた通りの理由ですね。アスミが気になって仕方がない、そのアスミが気にしている宇宙についても気になってしまったんでしょうね。
万里香は誕生の謎もあるからか、変にスケールが大きいイジケ方ですね。
地球にはとか、宇宙に一人でとか、でも宇宙には一人の力では行けません。
一人になるためにみんなの力を借りなければいけないという、矛盾を抱えてしまいます。
でもアスミと出会えてしまったのです。幸か不幸か。
もう万里香もアスミ教の信者です。

ライオンさん
オレから言う事はもう何もない。
おチビちゃん、これからの時代は君達のものだよ

ライオンの被りものを脱ぐ。そして、
消えて行くライオンさん。ハーモニカだけが地面に落ちて行く。

このとき、5人は子どもから現在の姿に戻る。
過去から現在、そして明日へ。
ライオンさんが象徴する過去。そのライオンさんは消えて行った。
アスミたちにも過去は存在する。その過去はライオンさんのように消えてしまったりはしない。
だが、若者は過去に縛られていてはいけない。
現在を、そして明日を見つめて生きるものなのである。

それをライオンさんは伝えたくて今まで残っていてくれたのではないだろうか?

そして
鴨川アスミ
私の夢は宇宙飛行士になって、圭ちゃん鈴木くん、府中野くん万里香ちゃんと一緒に宇宙へ行く事です。
そして宇宙にいるお母さんに、こんなふうに話しかける事です

お母さん、アスミだよ。
私ね、お母さんにたった一つの事が言いたかったの

子どものアスミが『言うね
小さい頃と現在のアスミ二人で同時に
お母さん、私を産んでくれて、どうもありがとう

他の4人が子どもの頃のことを話していたのとは明らかに違い(万里香はちょっと現在入っているが)現在の姿で現在の夢をアスミは語っています。
冒頭のセリフとまったく同じようだが、微妙に違っています。あれは未来の姿ならいいですね。
過去は捨てられない。だが過去がなければ現在もない。だから明日に向かうために過去と向き合う必要がある。

時は無限に繋がっているのです、宇宙のように。

最後はみんな仲良くしてましたねぇ。
ライオンさんの域までいくためにもアスミにはハーモニカをがんばってもらわないと(^^ゞ

彼等のこれからに幸多からん事を願って(了)

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2005年6月 9日

ふたつのスピカ いま君にできること

かさねちゃんおいしいところを持っていきます(笑)
というか、かさねちゃん格好よすぎでしょう。

今回もいいセリフというか長ゼリフが多かったのでセリフメインでいきます。

距離は遠く離れてしまっても、このはっぱ星を見るたびにいつも思い出していた
アスミちゃん、いつも私と一緒だった
苦労しているだけにいい事言います。かさねちゃん。

おチビちゃん、いまできることをやるしかないんだよ。いつもおチビちゃんがしてきたように
はっぱ星を見ながらライオンさんの言葉を思い出すアスミ。
これで、とにかくゴールを目指すことを決意。

かさねちゃんに対して、万里香の言葉
どうして、どうしてそれで大切な人だなんて言えるの?
ずっと一緒だったなんて言えるの?
そんなの自分勝手な思い込みかもしれないじゃない。
怒っててもう許してくれないかもしれないじゃない

謝りたい万里香だが、拒否されるのが怖いのがよくわかる。
それに対するかさねの答え
でも信じてるんだ、あの時私が言えなかった、本当に一番欲しかったものをくれたのがアスミちゃんだったから
本当に欲しかったものとは
そ、本当の友達
やっぱりかさねちゃんは本当の友達が欲しかったのだ、そしてアスミが本当の友達だった事が、あのはっぱ星で伝わっていたのだ。よかったねぇアスミ(T_T)

そんなかさねちゃんに自分の思いを吐き出す万里香
一人じゃ宇宙へ行けないよって、一緒に宇宙に行こうねって言ってくれたから
約束してくれたから、だから、だから私謝りたいの、誤らなくちゃ

でも、だからって友達になんてなれっこない
だって、だって私なんか誰も必要としてくれない
誰にも必要とされた事んなんかない

そして核心へ
私、私は、要らない子どもだから

かさね
でもね口に出した言葉だけが真実とは限らない。
誰もが気持ちを上手に伝えられるわけじゃないもの
一番大切なのは

自分の心だよ」最後はアスミの言葉と重なって万里香には聞こえたようだ。

そして、万里香が隠していた秘密を
私にはであり、でもある、私と同じ名前の人がいたの
姉であり母であるということは・・・

万里香の心の叫びも
私はここにいるのにちゃんといるのに誰も私のことは見てくれない
万里香は一人の人間としていや万里香という人間を見てもらいたかったのだ。

いる場所で必要とされなくてもそれはあなたのせいじゃない誰のせいでもない
ただどこかにきっとあなたのことを必要とする人がいるよ。
その時その人の力になれるように、できることを精一杯がんばればいいんだよ。
アスミちゃんみたいに

そんな人に私もなりたいって思ってずっと生きて来た
今度アスミちゃんと逢えるときはがんばってるよって笑って言えるような人になりたいなって

でも、そうしたらね、アスミちゃんが私の事を友達だと思ってくれてるかどうかなんて関係なくなっちゃったの。
逢えたらもちろんうれしい、でも逢えなくてもいいの
私の心の中でずっと私の事を見ていてくれたもの

あなたはアスミちゃんと一緒にいるんでしょ?
その時間を大切にして。
あなたにもアスミちゃんにもそれだけで十分じゃないかな

かさねちゃんカッコいいぞ。
ここぞとばかりの気持ちの吐露。ある意味、かさねちゃんもアスミちゃんへの感謝の言葉を言いたくてうずうずしていたのかもしれないが。
それにしても、万里香にはかさねちゃんの言葉は心に突き刺さるのね。
万里香とかさねちゃんは境遇が少し似ていることも良かったのか?
まぁ今後は万里香もアスミや他の人達の話にも素直になりそうだが。

昔オレが出会った、うきたまりかと、
あのおチビちゃんの同級生の宇喜田万里香
二人が同じ人間だとしたら考えられる可能性は一つしかない。
彼女が自分の誕生の秘密を知っているとしたら
宇喜田万里香、君はとっても強い子だ

万里香に対してのライオンさんの結論。
万里香本人の告白と合わせると、万里香の謎は・・・・・・ってことで。
あえて言明はしませんが。

アスミはアスミで、何とかゴールに到着しました。
そこで、みんなが先にゴールしているのを知って驚く。
みんながコンパスを持っていたのを知ってまたビックリ。
逆にコンパスなしでたどり着いたアスミに気づいた秋は、もっとビックリ。
ケイちゃんに食料を分けてやろうとしたアスミの
ゴールするまで半分は残しておこうって決めてたの
発言に、秋
負けました、カモメちゃんには完敗です
とお手上げ宣言。
ケイや府中野には何が何だかわからなかったようだが、アスミの凄さを理解してしまう秋も凄い。

万里香がまだゴールしていない事を知り、アスミは戻ろうとする。
秋に、もう保護されているだろうから無駄、と言われて一度は納得しかかるが
ポケットから落ちてきたはっぱ星を見て
今できること」を思い出し、走り始める。
熱血だねぇ、青春だねぇ。いいねぇ若いねぇ。

何考えてんだ、あのバカ
そりゃ友達のことでしょう
秋の方がアスミのことよくわかってるぞ、
府中野、本当に秋にアスミ盗られちゃうかも、フッチーもがんばれ。

最後ライオンさん
おチビちゃん、宇宙へ行きたいという君の夢が日試されているのかもしれないよ
そしておチビちゃんには同じ夢を持っている仲間がいるんだ。だから大丈夫きっとうまくやれるさ
単純にアスミへのメッセージだが、ライオンさんのある決意も伝わってくる言葉である。

今回のタイトルは「いま君にできること
セリフの随所にという言葉が出てきます(笑)太字大文字にしておいたのだが結構あったね。
そして最終回は「明日を見つめて」
そう、今回は今を見つめる回で、最終回は明日を未来を見つめる回になるのです。(一応アスミの名前にも掛けている)
そして過去の人ライオンさんはどうなるか?ということで

次回、最終回「明日を見つめて」見逃せまい。

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2005年6月 2日

ふたつのスピカ マリカとまりか

万里香の謎が大体分かってしまいましたね。

ライオンさんとまりかちゃんの淡い恋も切ないですね。

ライオンさんが見つけた、オルゴールのうきたまりかの文字。
外国で病気の治療をしていたらしいが、亡くなったという噂。
万里香のお父さんの電話での話。
万里香の心の叫び「望まれない子」「ならばなぜ私を生み出したの?」
「ならばなぜ私を産んだの?」じゃないところがミソです。

などから、はっきりとしたわけではないので明言は避けますが、万里香はきっと、あなたが思っている通りでしょう。

アスミが夜泣いてましたねぇ。

今まで一人ぼっちを寂しいと感じなかったのに、宇宙学校に来て、本当の友達が出来て初めてひとりぼっちの寂しさを知ったようです。
しかし、川原で火を焚いたあと(秋がやったもの)を見て一人じゃない事を思い出す。
こういう友情を大切にして欲しいものです。

同じように万里香もひとりぼっちじゃないことに気づきました。そしてみんなと宇宙へ行きたいと思えたのに、無念、病院へ。

なんとその病院には、あのかさねちゃんが、
アスミのことを「大切な昔の友達」と呼んでくれる
なんて(T_T)

ライオンさんの言葉「仲間のために半分の力を残しておく」実践しているアスミはすごいです。それに磁石もなく地図だけで自分の場所をほぼ把握できるとは恐るべしアスミ。

そんなとき、万里香のポッドを発見。そこで血の跡を見つけたアスミはどうするのか?
万里香とかさねちゃんは?他のみんなは?など期待を持たせつつ
次回、いま君にできること。へ続く。

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2005年5月26日

ふたつのスピカ サバイバル訓練

ついにクライマックスのサバイバル訓練が始まりました。

今日も朝から万里香はお父さんと揉めています。そんな気持ちのまま学校でアスミに写真を返してもらうわけだが、当然のように拗ねて破り捨ててしまう。
そして、素直になれないままサバイバル訓練が始まる。

しかし、万里香、いきなり血吐いてしまいましたね。はたして訓練を続けられるのでしょうか?ここで、「何かあったら学校を辞めさせる」という父の言葉が頭を過ぎるでしょう。

最後のあの涙は、訓練を続けられない悔しさ?それとも学校を辞めさせられるかもしれない悔しさか?

ライオンさんも、万里香が気になっているようで、折角東京に出てきたのに、昔作ったロケットの秘密基地に戻ってきます。そこには、らいおんさん/まりかと書かれた後が残っていた。

はたして、ライオンさんと万里香の関係は、そしてまりかと万里香の関係は?

次回で明かされるのか?
次回「マリカとまりか」お楽しみに。ってところでしょう。

ところで、緊急脱出用ポッドの、酸素が18時間分って、宇宙で18時間しか猶予がないのはほとんどダメってことじゃないか?18時間以内に助けが来る確率はほとんどないと思うのだが、この時代ならギリギリセーフな時間なのだろうか?

今回の話の最初の万里香の写真、本当にいい笑顔だった。
それにしても何時撮った写真だろう?
気になる。中学入学くらいだろうか?

最後、アスミと万里香がすれ違うわけだが、あそこでアスミが気づいていたら、物語がおもしろくないわけですな。やっぱり。普通なら声が聞こえたと思ったら、自分からも呼びかけてみるものだと思うのだが、それもしないのもやっぱりお約束って事なのでしょうね。

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2005年5月19日

ふたつのスピカ アスミの桜

本を開いたときに描いてあった、アスミとライオンさんの絵
ここで私泣きました(T-T)
他人よりは涙腺が弱いほうではある、だからかどうかは分からないが、このシーンはくるものがあるんですよね。

あの絵は、何時描いたのかは分からないが、それでもアスミが小さい頃の絵である事が分かる。つまり、島津くんは、小さい頃からアスミを見つづけ、そればかりかライオンさんもずっと見えていた事になる。

見えていたからこそアスミを変人扱いしなかった事もあるだろうが、純粋に目標に向かってまっすぐなアスミに自分の夢を託したかったのではないかと思う。

ライオンさんが見える人には共通点がある。死を間近に感じた事があり、そして純真な心を持っている人。

島津くんの死と引き換えに、咲かない桜が満開になる。

アスミは、星になった島津くんに会いに行こうと誓っているが、彼はこの桜になったのかもしれない。

見えていても見えていない振りをしていた島津くんだが、あっちの世界でライオンさんとアスミについて語っているかもしれない。いや絶対あることないことしゃべったはずだ。アスミにはライオンさんはなにも言わないだろうが。

次回からは、クライマックスのサバイバル訓練編。

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2005年5月12日

ふたつのスピカ ひとりぼっち

本日の主役は万里香。

簡単にあらすじ。
万里香は父との諍いのせいもあり、朝からイライラ、そんな時アスミに宇宙観測センターに皆で行こうと誘われるが、あっさり拒否。落ち込むアスミを見かねて秋、府中野、圭はそれぞれの方法で彼女を気遣う。後日名前の由来で盛り上がるアスミたちにムカついた万里香はまたも暴言を吐き出て行ってしまう。そこに府中野が現れ自分たちは唯が浜出身だと告げる。唯が浜をキーワードに検索する万里香。そこにはアスミの母の名前があった。万里香は初めてアスミにも影があることを知る。マラソン中に倒れた万里香を気遣い残っていたアスミと圭。そして、アスミは自分の寮に万里香と圭を招待するのだった。そこにいたライオンさんは眠ってしまった万里香をまじまじと見つめる。次の日万里香からアスミに初めてお礼を兼ねて挨拶をするのだった。

全然簡単じゃなかった。やはり私にはあらすじを書くのは似合わないな。次からはあらすじはやめよう。

で、今回は内容もいいのだがそれ以上にセリフが(セリフも内容だとかいう突っ込みはなしでお願いします)いいのでそれを列挙して行きます。

寂しくないのかな
宇宙観測センターにみんなで行こうと誘うが万里香に断られる。その時アスミがもらす一言。
友達といえるのはライオンさんくらいだったアスミにとって一人でいる時間は長く寂しいものだったのだろう。

本当のマリカはあんな反抗的な態度はとらなかった
普通の人間とは違うんだ
本当のマリカならそんなことは言わないぞ
などの万里香の父の言葉の数々。
本当のマリカとはどういう意味なのか、普通の身体とはどう違うのかなど万里香の謎をほのめかす言葉が多数。これは最終回に向けてどんどん明らかになっていく。

お母さんが付けてくれたんだ
アスミの名前について。
しかしこの言葉を笑顔で話せるアスミは、やはりすごい。
悲しい笑顔ばかりの大人の中で育ってきたアスミには、亡くなった母よりも生きている人の方が切ないのかもしれない。

自分はいつも安全な場所で守られているくせに
名前の由来で盛り上がっているアスミに発せられた万里香の言葉。
常にひとりぼっちだった万里香、まして親にさえ自分を否定されている万里香には、父と母の話を楽しそうに話せるアスミは羨ましさ半分ムカつき半分。
ただ普通の脚本だと「何が楽しいのよ」くらいのセリフだと思うのだが、こういう言葉を使えるセンスがこのアニメなんだよねぇ。

細胞学興味あんの?」
細胞学の本を読んでいた万里香に向けられた府中野の何気ない一言。
これも彼女の謎に関わってくる伏線の一つ。

あいつも俺も唯ヶ浜生まれだって言えば少しは分かるか
これも万里香が言った「安全な場所で・・・」に対しての府中野の言葉。
これで、万里香は何かを感じとって調べるわけだが、あの事故から15年くらい経っていても唯が浜という言葉は依然として重みがある。それこそこの世界に生きる人たち全員の疵となっている。

5年間一度も意識を取り戻さないまま死亡
鴨川今日子の検索結果。
ここで、万里香の心の中にアスミの「お母さんが付けてくれたの」という言葉が思い出される事だろう。そしてアスミは母がいないだけではなく、母の温もりすら知らない事を知る事になる。

この場所から逃げ出したかった
でも本当は本当に行きたかった場所は
本当に欲しかったもの
万里香の心の声。
一人になりたかったわけだが、本当はやはり一人は寂しかったのだ。友達が、愛情が欲しかったのだ。そして見上げた空には満天の星。彼女が宇宙飛行士を目指した理由が分かるような気がしてくる。

いいわねぇ君たちぐらいの年頃は。人を思う気持ちが純粋で一直線で
私なんかもう理由をつけないと人の心配もできないのよねぇ
保健の先生の言葉。
こういうセリフ本当にいいよねぇ。これだからこのアニメは大人に見て欲しいんだよなぁ。

カモメちゃんが好きになる男ってどんな奴なんだろうな?」
中学のときにはいたみたいだけどな。死んだんだそいつ病気で
死んだ人間にはかなわねぇよ
秋と府中野の会話。
次回への布石だが、それだけではなく府中野のアスミへの想いの大きさが窺えるセリフでもある。

閑話休題:

名前の由来で、
圭の「おばあちゃんが好きだったバンドのボーカリストから一字
モデルのバンドがありそうだがそういうの詳しくないので出所がわからない。

アスミの「どんなときでも明日を見つめられる人になれるように
十分、今日子さんの思いは叶っているように思える。

今日子、友朗、アスミ。友朗はtomorrowなわけね。
♪きっと明日はいいともろう いいともいいともいいともろう♪ってことですか。

で、次回はアスミの桜
使い古された話といえばそうなんだがこの話泣けるんだよねぇ。
( iдi )

ということで次回必見。

今更ながら思うのだが、このアニメ。JRの事故の関係者に見て欲しいなぁ(被害者だけでなく加害者にも)どちらにとっても有意義なアニメだとおもうのだが。

 

ちょっと追記:気づいている方も多いとおもうが、はじめのスピカの位置を説明する部分で、星座が絵になっているのだが、そのしし座の絵がライオンさんなのね。今ごろ気づいた。
(後日追加しました)

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2005年5月 5日

ふたつのスピカ 悲しい笑顔

今日は、悲しい笑顔

佐野先生と友朗の過去、獅子号墜落の原因がついに明らかに。

佐野先生も宇宙が好きだったことは疑いようがない。THE EARTHの本を見ていたこともそうだが、それよりなにより、獅子号開発チームから外されたからといって他の仕事に就いた訳ではなく宇宙に関連する宇宙学校の先生という職を選んでいた事からも窺える事実である。塩見先生に真相を聞かされ友朗への逆恨みが明らかになるが、佐野先生にとって逆恨みしたくなるほど獅子号の墜落は、宇宙への冒涜だったのだ。

佐野先生の最後の笑顔を見て、アスミが「どうして大人はみんな悲しい笑顔をするのだろう」といっているが、アスミの知っている大人、友朗、ライオンさん、鈴成先生、そして佐野先生、そう全員獅子号に関わり自分の本当の夢を捨てた人たちだ。悲しい笑顔の裏には、若者への期待とほんの少しの嫉妬が隠されているのだ。

佐野先生のことなので、きっと次も宇宙に関連した仕事を探すことでしょう。いや、宇宙に関わってくれることを祈る。

ライオンさんが万里香に幼い頃出会った少女を重ねる。これから徐々に真里香の秘密が明らかになっていく。

次回は、ひとりぼっち。

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2005年4月28日

ふたつのスピカ 約束の5人

みんなで卒業するまで辞めないことを約束するところは、往年の青春ドラマって感じで好きです。

前前回で、アスミが家に戻ったときに鍵がいつもの所にないというエピソード。カスミが「置き場所変えたのかなァ」なんて言ってますが、普通一人暮しになったらわざわざ家の鍵を隠しておいたりしないで自分で持ち歩くよなぁ。と思う。だから帰ってくることを知らない父友朗が鍵を置いておくわけがない。

で今回、その前置きがあって、アスミの家のトイレの窓が開いている設定とか作りが上手いと思う。実際トイレとかお風呂の小窓の鍵を掛けない家は結構多そうだ、特に地方では。

また、佐野先生と友朗との関係もはっきりし始めた。次回にはある意外な決着が着くのだがそれはネタばれなので、次回に。

JR福知山線の脱線事故の後、このアニメを見るといろいろとオーバーラップするところが多い。特に次回を見たあとはきっと尚更だろう。事故は被害者だけではなく加害者も不幸にする事を痛感させられる。

アスミたち5人に幸多からんことを。

TBPふたつのスピカ

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2005年4月21日

ふたつのスピカ ふたりの星はっぱ星

小学1年のアスミとかさねは、公園で偶然出会い友達となる。だが、アスミの父が宇宙公団側の人間だという事がわかると、関係がギクシャクしてしまう。そんな時かさねは、火傷の治療もかねて地方へ引越しする事になる。唯ヶ浜を離れるとき、かさねは本当の気持ちに気づく。友達を作りたかった事に。そして、アスミは本当の友達だった事に。

実は二人の境遇はそっくりであるのだが、その事には気づいてはいない。アスミは体の傷こそないが、奇抜な行動(世間的にはそう見える)の多さゆえ、真の友達と呼べるものはこの当時いないし、実際宇宙学校へ行くまで出来ていない。それでも、かさねちゃんには学校には友達が沢山いるよ、と言っているが。

だが、常に前向きだったアスミと違いかさねちゃんは火傷の傷ゆえかどうしても拗ねた性格になってしまっている。だが、最後の最後にアスミのまっすぐな気持ちが通じる事になる。別れの時、それは、言葉を交わさなくても、たとえ一緒にいた時間は少なくてもこれから一生会えないとしても2人にとって親友になれた瞬間だった。

かさねちゃんの飼っていたネコの名前がライカっていうのも味があるなぁと思う。元々お父さんが可愛がっていたネコということだが、ライカといえば有名なカメラのメーカーでコレクターズアイテムにもなっている。こんな事からかさねちゃんのお父さんがカメラ好きだったらしいと想像がつく。

当時のかさねちゃんと同じような性格のマリカが、後々このかさねちゃんと出会う事になるのだが、それはネタばれなので。

素朴な疑問だが、ライオンさんが新聞を読んでいたりしているとき、普通の人にはどう見えているのだろう?新聞が浮いているのか?それともライオンさんが物を持つと見えなくなるのか?不思議だウーン /(-_-)\

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2005年3月24日

ふたつのスピカ

ふたつのスピカ第8話
今回は宇宙学校でのアスミの新生活が描かれている。
受験のときに知り合った、ケイ、マリカ、シュウと幼馴染の府中野と
友情を育み始め、資料館の宇宙服の前で、「いつか宇宙へ」と誓う。

ふたつのスピカは、一度BSで放送されていたので全話見ているのだが、
今回の話は、青春ものって感じで嫌いな話ではない。

あんな特殊な環境で育ちながら宇宙飛行士になりたいという夢を捨てず実現させていく
主人公アスミもすごいと思うのだが、
それよりもロケットの打ち上げ失敗により妻を無くしたアスミの父友朗が
本人も元はロケット技師であり、あの事故のせいで職を変える事になったのに
ある意味、宇宙事業団を恨んでいてもいいはずなのに
娘の夢を叶えさせようとしている。
なかなかどうして普通出来る事ではないと思う。

今更だが、個人的に涙もろいので、第1話や、第5話のような過去ものの話に弱い。

実際よくできたアニメだと思うので未見の人は一度見てみて欲しい。
本当に泣けます。

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