カテゴリー「ef」の12件の記事

2007年12月24日

ef -a tale of memories. 第12話(最終回)

「love」

『昨日の私から今日の私へ
日記のページがなくなってることは気にしないでください。書き間違えたので破って捨てただけです。
決して不幸なことがあったわけではありません。
むしろ幸せでした。私にはとても相応しくない幸せでした。
なのでこれは書き間違いなのです。最初からなかったことなのです。ですから破り捨てました。気にせず今までと同じ毎日を続けて下さい。
それと、麻生蓮治さんという人とは今後関わらないようにしてください。彼にとってもあなたにとっても不幸を招くことになります。
明日の私へ昨日の私より』

思いっきり気にしてくれっていってますね^_^;
忘れようとしてるはずの蓮治の名前まで残しているのも、逆に気になってしょうがないと思うけど^_^;

火村から
千尋は出来事を忘れているわけではなく、脳に記憶そのものがされない。
13時間で消えるメモ書きを繰りかえし引き継いでるだけ。
たとえ奇跡が起きたとしても、一度消えたメモ書きは二度ともどってこないと言われてしまう蓮治。

忘れろとはいってない。その重さを背負って生きるのも生き方の一つだと。

今度は久瀬
夢を叶えるには「夢そのものがないといけない」
想いを忘れずに想い続けること。

この世に奇跡なんてない、あるのは必然と偶然、そして自分が何をするか」火村の口癖

でも時には、行動の結果が必然となり、それが偶然と重なって、謀らずも夢が叶う。なんてこともある。それが奇跡かどうかはともかく、一つだけ確かなことは「想いがなければ何も起きない」ということだけ。

結構おいしいところを持っていく男ですな久瀬。

翌日、駅にはいつものように上を向いている千尋がいた。
「以前私と会った方ですか?」
そう言われて、蓮治耐えきれず、逃げ出す。
「僕は全部覚えてるのに、忘れることなんて出来ないのに、そんなのありかよ」

学校の屋上に立ちつくす蓮治。
そのとき、奇跡が。

空に、紙飛行機が。

後を追いかけ、その紙飛行機を拾った蓮治。
それは、千尋の日記。蓮治と写したプリクラのシールが貼ってある日記の1ページ。

たしかに、一枚飛行機にして飛ばしてたけど、どれだけ飛んでたんだよ^_^;
それこそ、火村なり雨宮なりが飛ばしてくれたんだろうか?

そこには千尋の蓮治への想いが綴られていた
『もうすぐ蓮治くんとお別れします。辛いけど寂しいけど、最初からこれで最後にしようと決めていたことです。だから我慢します。最後だからたくさんキスをしました。最後だからたくさん愛しあいました。悲しいけどこの思い出ももうすぐ消えてなくなります。それでもきっと大丈夫だと思います。どんなに辛くてもどんなに寂しくても私はすぐに忘れられるから。
でも、今はまだ覚えているからとても辛いです。とても苦しいです。
蓮治くんの温もりがまだ心の中に残っています。本当はこのままずっと蓮治くんと一緒にいたい。ずっと蓮治くんに触れていたい。今まで通り蓮治くんと過ごしたい。
忘れたくない。消えたくない。もう何もない毎日に戻りたくない。
蓮治くんは私を苦しみから救ってくれたナイトでした。蓮治くんは繋がれた時間の中から私を救い出してくれた王子様でした。
忘れてしまうけど、消えてしまうけど、でも私は蓮治くんのことが大好きです。
どんなに時が経っても、私からすべてが消えさっても、今のこの瞬間の私は蓮治くんのことを心から愛しています。
蓮治くん今まで本当にありがとう。
そして、さようなら』

まだ出来ることはある。

千尋が投げ捨てた日記のページを探しては拾い集める蓮治。
ちょっと広範囲に散らばりすぎな感もしなくもないが。

そしてどうすればあそこまで服を破いたりできるのかも疑問だが。
ともかく、見つけられるだけ見つけて、駅にいる千尋のところへ。

「まだ全然足りないけど、集めるから必ず全部集めるから、だからぼくのこと」

「13時間って長いんですね。
どうしてそんなことするんですか?
だめなのに、蓮治くんのこと忘れなきゃいけないのに、想い返してしまうんです。何度も何度も。
出来ないんです。13時間も蓮治くんのことを考えずにいるなんて」

千尋も覚えていた。覚えていてくれた。

もう忘れさせない。何があっても。
僕はずっと千尋と一緒にいる。

鎖から解き放たれる千尋がいた。

「dream」

みやこと紘、しっかり同棲中。
景もケガ完治。心のほうも完治した?
京介も撮りたい画が撮れた。

「人から忘れられることのほうが怖い」そんな千尋の言葉で、蓮治は千尋のことを書いていくことに決めた。

『それは四十五秒未満の邂逅だった』

迷える子羊たちが未来へ歩き出したとき、火村と雨宮もまた再会を果たす。

蓮治くんはかなり大変な未来を選択したわけですが、一応ハッピーエンドですね。

個人的には、こういうセリフで見せてくれるものは好きなんです。
演出も新房色バリバリでしたけど(監督はあくまで大沼心さんですが)それもこのテーマにはうまくマッチしていたと思います。

ただ、みやこと紘はともかく、蓮治と千尋がいたしてしまったのはちょっとなぁ^_^;
もし、出来ちゃってたりしたらどうするつもりだったんですかねぇ。
千尋は、相手が誰かとか、それよりもいたしてしまったことすら覚えていない可能性があったんですから。

この秋の作品の中ではかなりいい出来だったと思います。
好きな作品でもありました。
でも、終わって少しほっとしてます。それは新房作品は、色々な意味で見るの疲れるんで^_^;

すぐ、俗・絶望先生がまた始まるんだよな^_^;

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2007年12月17日

ef -a tale of memories. 第11話

「ever forever」

小説を書き上げた千尋。
たった一つの夢を叶えるきっかけをくれた蓮治にお礼がしたいと。

「そう私はもう・・・」

で、一日恋人としてデートすることに。

火村にまで「今までありがとうございました」なんて言ってる千尋。
火村は、千尋にあいつに渡してくれと、カギを渡す。

朝9時に待ち合わせして、それから映画をみて、号泣(ハッピーエンドでよかった)し、UFOキャッチャーで取れないでまた泣いて、蓮治がなんとかゲットして、「ポヨちゃん」と命名してる。

プリクラを撮って、一枚だけもらう千尋。
そして海へ。恋人は海へいくものらしいから。
前にも海にきたことがあることは知っている千尋だが、何があったかは覚えていない。

火村から預かった、学校の屋上のカギを渡す千尋。
学校に伝わるちょっとした風習の一つだそうで。

そのカギで学校の屋上へ上がり夕日を見る二人。
そして、気分も盛り上がって、いたしちゃったんですね^_^;

でも千尋の心は12才なんですけどねぇ。肉体が高校生ならOKなんですか?

夜の10時を過ぎる。
ここからは、1時間過ぎるごとに今日の出来事が1時間ずつ千尋の中から消えて行く。
全部消える!

12時を過ぎて、書き上げた小説を読んでくれと頼む千尋。
自分は屋上で蓮治くんとの日記を読んでいるからと。

『女の子は世界に一人だから彼女は神様だ』
『不思議なことが起こった。絵の中の二人が動き出していた。神様はじっと絵の中を覗きこんだ。
絵の中の二人は楽しそうに笑いあっていた。しかし、絵がぼやけていた。世界そのものが歪んでいた。どうしてだろうと女の子は思った。女の子に不思議な感情が芽生えた。その感情は形容することができなかった。
なぜあれほどはっきりしていた絵が見えなくなってしまったのか。
絵の中の二人は笑いあっている。それだけを感じる。彼女は絵を描き直した。何度も何度も描き直した。しかし、ことごとく同じ結果になった。
女の子はよく分からなくなった。何もかもがよく分からなくなった。
「女の子は世界に一人だから彼女は神様だ」
神様は世界をもっとずっときれいにしようと思った。
彼女はすべての絵を燃やした。
彼女は城を燃やした。
彼女は自分の思い出を燃やしつくした。
「最後ニカミサマハ 世界ニヒトツ残ッタゴミヲ-
崖カラ捨テタ-」
 』

女の子にとってあれが一番幸せな終わり方なんです
やっぱり女の子は他の人に触れてはいけなかったんです。
寂しさを知ってしまうから。
あの女の子は私たちだったんです。

蓮治くんお別れしましょう。

私は、長さが12年という鎖に繋がれているんです。
どんなに月日が流れてもそれより外にでることができない。
手が届くのはそこから13時間だけ。物語を書くというのはその12年の中の私の夢でした。
だからそれを書き終えたら、私のすべてが終わるんです

最初から決めていたんです。
この小説を書き終わったら蓮治くんの前から消えようって。
(最初からっていつからかがまた問題なんだけどね。ホントに最初からなら倒れるまであんな無茶しなかったような気もするし。そういう意味では、この言葉が蓮治を気遣ったうそなのだろうが)

思い出に残らないようにそっと静かに。
人魚姫が泡になるように消えようって思ったんです。
でも私は弱いからこれじゃ人魚姫じゃなくてシンデレラです。

私は幸せでした。とてもとても幸せでした。私は蓮治くんおことが大好きです。でも私はこんなだから蓮治くんが私の心から消えるのはいやだから、好きですと言えるうちにお別れしたいんです。

諦めていた小説を書かせてくれました。制服を着て学校にいけるようにしてくれました。
あのどこにも行き場のない駅から私を連れ出してくれました。
それまでの私は駅でずっと上を向いているしかありませんでした。私はいつも泣きそうだったんです。いつも上を向いていたのは涙が零れそうだったからなんです。
そんな私をあなたは抱きしめてくれました。私のために苦しんで私のために泣いてくれました。

だから私は蓮治くんにも幸せになって欲しい。
不幸になってほしくない。

私と一緒にいたら蓮治くんがこれからもずっと辛い思いをすると思います。
そんなの私は嫌です。
嫌いだから消えるんじゃないんです。
私にも蓮治くんを不幸にしない方法があったんです。
何もできないはずの私が、それを見つけることが出来ました。
誉めてください。
笑ってください。
いつもみたいに笑ってお別れしてください。

ごめんなさい。さようなら。

そして、千尋は学校の屋上から

破った日記のページを風に飛ばした

蓮治と出会ってから今日までの日記を。

「これでもう蓮治くんの知ってる私は消えました。
これでもうあなたを思い出すことはありません。
これでもう本当にお別れです」

デートのときから、感情豊かだったり、ものすごく大胆だったりと伏線はわかりやすかったですけどね。
ポヨちゃんも忘れちゃうんだよ。そしてプリクラも?

小説では自殺してるけど、さすがにそこまではしない。
でも蓮治にとっては、自殺されるより痛いかもね。

さあ蓮治くんがはたしてどう出るか。

また駅で何も知らないふりをして話し掛けるところから始められるのか。

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2007年12月10日

ef -a tale of memories. 第10話

「I'm here」

景を追おうとする紘を引き止めようとするみやこ。
それを振りほどいて、出て行く紘。

京介と景とのやりとりのシーンがなぜか金色夜叉に見えたのはなぜだろう?

みやこを振りほどいてまで出て行ったのに、景を見つけられない紘^_^;
その紘を呼び出して、ぶん殴ってる京介。
景のことをどうにかしてやれるのはお前だけなんだと。

殴られて説教されて戻ってきてみれば、部屋は片付き、みやこの姿はなし。
そのみやこからは、もう会うのやめようと電話が。
「広野くんの心は私だけのものじゃなかった。いつか広野くんの心が他のことでいっぱいになったら私また消えちゃうんだよね。だからそうなる前にお別れにしよ」

羽山ミズキに何気に、最近の新堂凪はおもしろくないと言われてしまう紘。

雨宮優子まで出てきて紘に決断を迫る。
「いつかどれかを諦めないといけない。一番大事なものを手放さないために」
「捨てるのではありません。あなたが捨ててもらうのです。だから痛いのです。
一度結んだ絆、放すには身を裂くのと同じ痛みが伴います。あなたは耐えられますか?」

答えを決める紘。
「探していた色が見えた気がする」

景のところへ行く紘。
マンガ家に専念することにしたと。

自分を選んでくれなかったことを察する景。

きれいな終わり方なんてあるわけない。打ち切りの方がずっとリアル。
ある日突然終わりがくるの。何の前触れもなしに、それまでずっと夢見てた自分がバカみたいに急にすべてが壊れるの。
私ずっとずっとこの関係が続くと思ってた。
お兄ちゃんがいて、私がいて、いつもだらしなくて私が面倒見ないといけなくて、でも頑張ってて私が支えて、私が辛いときは支えてくれて、ときどき喧嘩して仲直りして、お兄ちゃんと妹みたいだったのがそのうち恋人になってそのうち結婚して、そのうち子供が出来て、ずっとずっとこのまま続くんだって」

「お兄ちゃん好きなの!好きなんです。私お兄ちゃんのこと好きなんです!
小さな頃からずっと私の憧れだった、私の自慢だった。ずっとずっと好きでいたかった。
戻りたい、お兄ちゃんとずっとずっと一緒でいられたころに、私のお兄ちゃんでいてくれたころに」

「戻れる戻ろう景、血は繋がってなくても俺にとって大事な人間なんだから」
結構ずうずうしいとは思うが、それでもきちんと決着をつけたのは偉いかな。

「時間がかかると思うけどきっと大丈夫だから」
景のほうも、実に健気というか、妹の千尋を犠牲にしてまで手に入れたかったものだろうにねぇ。
千尋の事故が、一歩踏み出せなかった原因の一つではあるんだろうけど。

みやこの前に雨宮優子。
「見てみたかった。私と似た人が幸せになれるかもしれないっていう夢を」
なんて、なんか、前回の火村と同じようなことを言ってますなぁ。
やっぱり、この二人何かありそうだよな。

みやこは、紘に最後のお別れの電話を。
ぐだぐだと未練タラタラって感じだけどねぇ。引き止めてくれるのを待ってる気もする。
実際、紘は引き止めてるんだけどねぇ。

「俺がお前の居場所になる」
「お前のことが・・・・」

ここで、みやこのテレホンカードの度数が切れた。
これがやりたくてみやこに携帯捨てさせたんじゃないかとさえ思えるな^_^;
崩れ落ちるみやこ。
「俺はお前のことが好きだ!」
電話ボックスの後ろから紘の声が聞こえる。
電話してるときからずっと探しまわってくれていた。

それにしても、まったく予想通りの演出でうれしいよ^_^;

「責任とってよ、捕まえたんだから、もう離さないで」

『女の子は世界に一人』

蓮治と千尋はまったく登場せずでした。
そこまでして、今回は、紘、景、みやこの関係に決着をつけたと。
この三人は収まるところに収まった感じもするけど、はたして蓮治と千尋はどうなるのかが最終回に向けての見所ってことですかね。
案外、火村と雨宮がクライマックスだったりして。

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2007年12月 3日

ef -a tale of memories. 第9話

「forget me not」

これまでの4年間の記憶が消えた千尋。
また日記を読みかえすことでほぼ元の状態に戻れるだろう。
これまでもあったしこれからも起きることだと。

時が経てば経つほど記憶が消えたときの痛みが大きくなる。
蓮治にとっての痛みが。

火村は、蓮治に今なら引きかえせると。今の千尋は蓮治のことを知らない、だから千尋の前から消えたければ今だと。

泣き崩れるしかない蓮治。

日記を読んで、千尋は、これが私ですか?
ずっと同じ毎日、ずっと何もない日を繰り返してるだけ。
続けなきゃいけないんですか?
これからもこの日記に書いてあるのと同じことを。
終わってしまえばいいのに。こんな自分終わってしまえばいいのに。

景は京介を呼び出して、愚痴を聞いてもらう。
みんな気がつくと手が届かないくらい遠くにいるんだと。
自分だけケガしてくすぶって、こんなんじゃ輝けない。

みやこと紘も外で会う。
自分のは何もない自由。紘のは選んだ自由。
何を選ぶかは自由なんだと、捨てることだって自由。

選んだからには責任があると紘。一度関わったことをなかったことにして逃げるなんてできないと。
「私は? 私にも関わったんだから逃げたりしないよね?」

突然みやこからキスを。
それに答えるように、今度は紘からキスを。
「アドリブ苦手なんだよ。原稿用紙の前じゃないとセリフ浮かばないんだ」
「じゃぁ原稿用紙の前に連れてってよ」

誰にも話し掛けられずに育った赤ちゃんはどんな言葉を話すのか?そんな実験が昔行なわれた。
言葉が話せないだけじゃなくて赤ちゃんは死んでしまったそうだ。
私の場合は、死ななかったし、ちゃんとしゃべれるけど。

なんて話しをベッドでしてます、みやこさん。
どうやら事後ですな。

景はハムカツサンド?を教わりながらつくってます。
それを撮影してる京介。

寂しいと感じる理由は、楽しさをしってしまったから。
反対に不幸を知って初めて幸せを実感するもの。

火村に、なぜ千尋から遠ざけようとしなかったのかを尋ねる蓮治。
俺と同じような奴が上手く行くかもしれないという夢をみてみたかった。
多分、お前や千尋がどうするべきか答えを知っている。
ヒントだけ、
「千尋が書いてる物語と真剣に向き合え。
なんであいつがそんな物語を書いてるのか、それを考えろ」

たしかに、蓮治って真剣につきあってる感じではなかったね、メモとかも適当だったし、同じことの繰り返しに飽きていた感じもあるしね。

『女の子は結婚式の翌日から自画像を描き始めた。結婚したのにこちらの世界には一人しか人間がいない、だから絵の方に自分を描きこむことにしたのだ。
女の子はすべての絵に自分を描きこんだ。向うの世界では二人の人間が笑っていた。
絵の中の自分を見るのは不思議な気持ちだった。
女の子にはその感情がよく分からなかった。それでも彼女の興味を惹きつけた。

女の子は世界で一人。だから彼女は神様だ。』

前と同じ私に戻りますと千尋。

日記を三回読みなおした千尋。
これで私は前の私と同じように蓮治くんのことが大好きですよ。

この最後のがかなり痛いけどね。

この4年間ただ立ち止まっていただけ、何も出来なくて何もすることがなくて、ただ時間が過ぎていくのを耐えていただけだった。いっそ終わってしまうのを望んでいた。

そんな日記は読むのが辛かった。
でも蓮治くんと会ってからの日記は途端に明るくなった。
毎日が楽しく書かれていて読むだけでとても幸せな気分になりました。
ここからここまで」このページが今の私にとっての一生です。

ありがとう蓮治くん。

もし記憶が変わると人格も変わってしまうのか?
それとも人格はそのままで覚えていることが変わるだけなのか?

性格という意味なら変わるかも、本人かどうかって意味なら一緒じゃないかな。

4年間の記憶が消えたときもしかしたら前の私は死んでしまったのではないでしょうか?
かつて蓮治くんと一緒に過ごした私はもう消えてしまったんじゃないかと考えてしまう。

「千尋は何があっても千尋。千尋はずっと僕が知ってる千尋だよ」
そう答えるしかない蓮治。

実際、変わってしまっていたとしても、同じ千尋だよな。
今までだって微妙に毎日変わってしまっていたわけだしね。

記憶があったって変わる人はいるわけだし^_^;

砂の城がまだ残っていた。
それを壊す蓮治。
千尋が忘れてたのに覚えてないのに、なんでお前だけ残ってるんだよ。
千尋の存在が砂より弱いっていうのか。千尋の記憶が砂より脆いっていうのか。
そんなわけない、消えてなんかない、別人なんかじゃない、そんなことあってたまるか。

『ねぇおいで、早くここまでおいで寂しさはここにあるよ。
女の子は世界に一人。だから彼女は神様だ

サンドイッチ持って紘の部屋に行った景。
ベッドに二人がいるのを見て逃げだし、泣き崩れる。

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2007年11月25日

ef -a tale of memories. 第8話

「clear colour」

携帯捨てちゃう、みやこ。
そして紘の部屋へ。
しかし、そこで待っていたのは、景。しかもシャワー浴びてる途中だったからバスタオル巻いて^_^;
紘は、寝てるって嘘ついてみやこを追いかえす。

それはいいとして、偶然外で二人がばったりとか考えなかったのかねぇ?
まぁ会わなかったわけだが。

紘、みやこの携帯に電話をかけるも通じない。
うちひしがれてるみやこは、心の扉を開けない。

「結婚」
『女の子は絵を眺めいるのが多くなった。絵の中の男の子を見ていると不思議な気分になった。
結婚してみようか、何となく考えた。本の中に結婚にまつわる話は非常に多かった。人が生きていく上で大切なことだと書かれていた。彼女は結婚という制度について詳しく学習することにした。』

進路は決まりましたか?
蓮治に小説家になればいいのにとすすめてみる千尋。
でも才能がないからと笑ってごまかす蓮治。

才能なんて関係無い。
私だって諦めていた小説が書き終えることができそう。
13時間しか記憶が維持できなくても、12年から人生経験を増やせなくても出来ることはあるんだって蓮治くんが教えてくれました。
だから諦めないで。

浜辺の砂の城が壊れかけていたもののまだ残っていた。
また作りなおそうとした蓮治に、
ここはこんな感じでした」と千尋が。

城の形を覚えている?

雨宮優子はみやこに語りかける。
過去の残骸に囚われてもいいことはありませんよ。あなたはぬくもりを知っています。
優しさに触れた記憶があれば間違った道を選ぶことはありません。

「逢わなければぬくもりなんて思い出さなかったのに」
みやこ苦しむ。

砂の城の形を覚えていたことで千尋の症状が回復してるのではと考えた蓮治だが、火村はそんなことはない、奇跡なんてないんだと、冷たく突き放す。

景に付き合うと言った矢先に紘に読み切り作品の仕事が入る。
あっさり受けてしまった紘に怒りをぶつける景。
でも新人としては仕事を断れないと。

京介はファインダーを通したら何でも見える

ほんの5分くらい居眠りしてしまっただけで、酷く慌てる千尋。
教会に帰ってから、お風呂に入ても、今日一日のことを細かく思い出してる千尋。
(11時50分図書室到着。4分後に蓮治くんが来る。中庭におりて昼食。お弁当のメニューは白身魚のフライと和風サラダとデザートは苺のゼリー。「美味しいです。蓮治くんのお弁当いつも楽しみです。」「今日のは何点くらいかな」「点数なんてつけられないくらい美味しいですよ。今度私にもお料理教えて下さい」「じゃあ何か簡単なのからやってみようか」)

眠っても3時間後に目覚ましかけて起き出して、日記を確認してる千尋。
大丈夫まだ覚えてる

キスしてもいいです、あのシーンも覚えてる。

日記に書けるのは概略だけ、楽しかったことは楽しかったと書いてある。
でもどんなふうに楽しかったのか、どんな気持ちになったかは全部は書ききれてない。
日記を見ながら細かく思い出すんです。そうすれば今から13時間は覚えていられる。
蓮治くんと会うお昼まで今までのことを全部覚えていられる。

これを知ってしまった火村はこんなことを続けていたら大変な事になると、日記を取りあげようとするも、本気の千尋を見ると結局やめさせることはできなかった。

蓮治くんとの時間を消したくないから。
私も普通の女の子なんです。
それには私の蓮治くんがいるんです!

頬殴られて、「今の絶対忘れませんから」

蓮治との帰り道。
「今は空より前を見るほうが楽しいです」

「もしよかったらですけど、手を繋いでもいいですか?」
前回の失敗を考えて?手を繋ぐところから始めようとした千尋。

そしてやっと手を繋ごうとした、そのとき、千尋は倒れた。

「永遠」
『あくる日、女の子は結婚した。城の中を漁ってドレスを見つけた。「頭の中で結婚を誓いますか?」という文字に「はい」と文字で答える。
そして絵の男の子と唇を重ねた。油臭かった。適当に摘んだ花をブーケというものにして投げた。いつもより食事も多く用意した。一応パーティーだった。でもドレスの腰回りがきつくて食べ残してしまった。女の子はブーケとドレスと残飯をゴミ捨て場にした崖に放り投げて、寝た。
それで結婚式は終わった。』

千尋は、過労と睡眠不足と精神的なストレスとがたまっていたところで、ふと安心して気が緩んで切れただけだった。
ただ、火村が何度起こそうとしても無理だったそうで、今はもうそっと寝かせてあるだけ。
タイムリミットが過ぎてしまったから

やっと目を開けた千尋は心配して覗きこむ蓮治に
「お兄ちゃん誰?」

そればかりか、鏡を見て
「なんで大きくなってるの?」
「目はどうしたの?」
「お姉ちゃんは?景お姉ちゃんはどこ?紘お兄ちゃんは?私はどうなったの?」

眼帯を外して鏡で見てしまう千尋。
そんな千尋に優しく話し掛ける火村。
火村のことは覚えているらしい。

「これが千尋だ」
この子はずっと12才と13時間を生き続けているんだ永遠に

タイムリミットっていうのはまさに13時間ね。
それで記憶の確認をやめてしまったことでこれまでのことを忘れてしまったと。
事故に遭遇する前までの記憶とそれから13時間だけの記憶だけってことか。
昔のことは忘れないんだね。

現実を思い知る蓮治だった。
たしかにこれは、深入りするときついかな。

紘に電話してやっと通じたみやこ。
「覚えていてくれたんだ。私まだ消えてなかったんだ」

消したくなくても消えていく想い
消し去りたくても消せない想い
ってところですね。

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2007年11月19日

ef -a tale of memories. 第7話

「I...」

『女の子はある日、海辺で火をおこしてみた。本の中に島に流れ着いた人が狼煙というものをあげるエピソードがあったからだ。
真っ青な空に白い筋が立ち上る。これは雲と同じものなんだろうかと顔を突っ込んだら目と喉がひどく痛かった。慌てて離れると遠くからそれを眺めた。
役に立たないなと理解した。
そうやって一つずつ何かを理解した。理解するということを理解した』

この女の子を蓮治は可愛いと言ってしまう。
それを聞いて千尋は書きなおしたいと。
なぜなら、この女の子は、もっとずれているはず。冗談のようなことに真面目に取り組んでいることに読者が不安や違和感を感じないといけなくて、可愛いといわれたらこの女の子の存在を書ききれてないことになるから。

進路希望で悩んでる蓮治。
そんな話を以前もしたのに、やっぱり千尋は覚えていない。
過去の記憶がないんだと改めて思いしる。

恋は下り坂で、勢いがついたら止まらない。愛は上り坂、辛いこと苦しいことを背負って上らないといけない。

『女の子はやがて人間の絵を描けるようになった。彼女は一人の男の子の絵を描いた。
そして今まで描いた風景画にその男の子を描き加えていった。
彼女はその絵を描いた場所に飾った。島の中で絵にしていない場所はなかった。
すべての場所で女の子は男の子と一緒。そして絵を見るたびに目線が合う。でも女の子にはやり遂げた感慨はなかった。これは人間だろうか考えてみる。いやこれは人間の絵だ。動かない考えないただあるだけだ。
「寂しい?」
到達したことでようやく彼女は自問できた。
寂しくはなかった』

どんな終わり方にするか、今まで出ていたアイデアは二つ。
第1案:女の子も絵の中に入って、男の子と女の子が穏やかに暮らす絵が、残される。ファンタジー系?
第2案:男の子が現実に現れる。どんな結末かはまだだけど、一応ハッピーエンド系?

でも第1案も解釈次第ではバッドエンドにもなる。
女の子が寂しさから逃避するために現実から逃避したとも考えられる。
蓮治がそう付け加えたが、だがこれは以前に千尋がすでに言ったことだった。

蓮治もメモするというより、同じ話題が出るたびに数えてただけか。
もう第1案については10回話したということですかね。

寂しさを知って壊れたということ?
寂しさを知ってはいけなかった。
こうやって終わりを決めて書くのは何だか嫌ですね。
神様がいじってるみたいじゃないですか。

帰り際、突然千尋が
「私にキスしたいですか?
いいですよ、誰にでも言ってるわけではないと思います
今まで蓮治くんほど親しくなった人なんていなかったみたいですし
今までずっと蓮治くんに逢っているのは私が信頼しているからだと思います
それに蓮治くんは私のことが好きみたいだから、だから恋人としてキスしてもいいです
もうそういう場面だと思います

千尋にとって蓮治の存在はそういうもの。
改めて千尋の記憶障害を思い知る蓮治。

何もできず立ち尽くすだけの蓮治。

ごめんなさいと逃げかえる千尋。

「違うんだ、何もかも」
このことは日記に書かないで・・・・

女の子は世界に一人。だから彼女は神様だ

みやこ編
見つけた。
私には必要ないと思っていた。手に入らないと思っていた。諦めていた。でも出会えた。
それは
私の居場所

ある日、父の心から母は消え、母の心からも父は消えた。
母がただ黙々と皿を割りつづけた、それを最後に家から音が消え、会話が消えた。
私の世界からすべての色が消えた。
いつのまにか二人の心から私までもが消えていた。
それからずっと何もない世界で生きてきた。

紘と出会ったことで
やっと私は音のある世界を見つけた。色のあるおうちを見つけた。もう閉じこもってなくていいんだ。

デートに誘ったのに、紘は現れない。
携帯に何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もメッセージを贈るも返事すらこない。

お願いだから声を聞かせて。
一人にしないで。
何か言って。
助けて、消えたくない。広野くんの心から消えたくない。

景がケガしたと知らされて迎えにいっていた紘。
部屋に携帯を置き忘れたまま。

部屋に送ってもらった景は、その着信履歴を、削除した!

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2007年11月11日

ef -a tale of memories. 第6話

「rain」

京介が紘の部屋に。
漫画描いてるの知られてしまって、秘密にしてもらうかわりに景を呼び出す。
その景に自分の映画に出てくれと頼む京介。

1シーン1カットでもいいから見た人の魂を揺さぶるものを撮りたいと。
でも、景はまったく乗り気じゃない。

紘に日曜日のバスケットの練習試合を見に来てと頼む景。
その試合に勝ったら大事なことを話すからと。

千尋の小説のプロットがすごいのは、まさに彼女にとって文字を書くことは生き抜くことと同じだから。
過去の自分とそれを読む未来の自分は別の存在。
消えて行く自分の姿を日記として未来に繋げてる、別の存在に自分のイメージをどれだけ正確に伝えられるか、まさに作家とやってることは同じ。

ただし、天性のものか、生き抜くために身についたことかは不明だが。

火村は人を待っていた。
待ってるんじゃなくて待っていたんだ。今は?
相変わらず蓮治には、「深入りするな」ですか。十分深入りしちゃってると思うけど、これでもまだ深くないということですか。

『女の子は絵を描き始めた。書物、楽器、絵画、それらしきものの中で一番人間をつくることが出来そうな道具だったから。でもなかなかうまくいかなかった。何度も飽きた。別に飽きてもよかった、季節が一つ変わるころには飽きていることに飽きるからだ。
やがて絵が描けるようになった。写実的な風景画というものが自分に向いてることを知った。あるものをあるように描いていればいいからだろう。そこにないもの、人間を描くのは大変かもしれないと思った。』

千尋、倉庫のイメージが湧かない。他にも島の風景とか植物とかも。
蓮治は、それらの資料を探すのに、学校の図書館へ行こうと誘う。

みやこを呼び出して紘のことが好きだと負けない宣言。
頑張ってる人を見てすごいと思うだけじゃだめ、努力してる人は何もしてない人は認めない。
少なくとも好きになるとは思えない。

「お兄ちゃんからあなたの存在を消してみせる」

私ガ 広野君ノ 心カラ 消エル・・・
「また消えてしまう・・・」

またってことは消えたことがあるってことですか?
そして消えたくないと。

消されたくない?みやこは紘に猛アタック開始。
バスケットの応援に行かないでデートしようと誘う。

景は試合で軽い貧血で倒れて足を怪我。
落ちこむ景に、京介は励ます。自分に言い聞かせてる感じもあるけど。
諦めなければ終わらない、何度でも挑戦する。

そこに、紘が駆けつける。
とにかくみやこの方へ行かずにこっちに来てくれたことが嬉しい景。

学校へ行くのに、制服を久瀬から借りることになる千尋。
なぜか、いろいろな制服を揃えている久瀬さんであったりする^_^;

お約束で、一度は婦人警官のコスプレさせられてるし^_^;

「お姉ちゃんのと一緒ですよね」
ものすごくうれしそうな千尋。
さっそく学校へ連れていってもらう。

学校の図書館に入って、はしゃぐ千尋。

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2007年11月 5日

ef -a tale of memories. 第5話

「outline」

千尋
いつから私はこの円から出ることを諦めたのだろう。
それすらも覚えていない。
本当に外に出られるの?
ごめんね、書き上げてあげるから。

京介、子供のころに見た母親の映像が原点か。夢を見つけた。
景を撮影するも紘のことで機嫌が悪いこともあって、殴られた。

蓮治に小説を書いてみようと思うと告げる千尋。
でも一人では無理だから力になってくださいと。
昨日は抱きしめたり告白したりキスしたりしましたよね、だから責任があります^_^;
キスはしてないけど。

諦めていた夢なんです、蓮治くんはそれをもう一度思い出させてくれた。

お昼ということで食事に誘う蓮治。
蓮治の家で蓮治がつくってくれる。
母親とご近所の久瀬さんがお付き合い。

千尋は、食べたものもメモしてる。栄養が偏ったりしないためだそうだが、味とかもなぜか10点満点で採点してたりする^_^;
ちなみに蓮治のは10点。

千尋の家系は料理とは相性がよくないそうで。景も下手だったね。

小説を書くのに難関は、時間。
日をおくと細かいことを忘れてしまって話や舞台や登場人物の印象まで変わってしまう。
4年で31回挑戦して挫折してる^_^;

突然、算数の問題をいい出す千尋。
「杭に繋がれた羊草を食べて出来る円の面積」
この問題を聞くと、羊が飢えてゆっくりと死んでいく姿を想い描いてしまうそうで。
羊は草を根っこまで食べる。再生できずに草原が砂漠になるそうで。

「私、この小説を・・・・」

久瀬は火村と知り合いだそうで、千尋のことを知っていた。
逢ったこともあったが、それを忘れてる千尋に付き合ってくれたと。
帰り道、その久瀬は千尋に、若山牧水の歌を贈る
幾山河 越えさり行かば 寂しさの 終てなむ国ぞ 今日も旅ゆく

ところで火村ってどうして千尋を預かってるんだろう?
教会の人だから?

景はみやこのペースにはまってまたいらつく。
そのみやこに紘を巻きこまないでと文句を言うも、逆にやりかえされてしまう。
紘のことは紘本人が決めることだと。
「素直になるところを間違えてる。それに気付かないと自分を嫌いになるよ」と。

みやこの態度がまた冷静というか冷酷というか。

千尋が話しを考えて、紘が描く。
二人の仲がよくなっていくのに嫉妬して、景は紘を千尋に抜け駆けして海に連れ出す。
それを知った千尋は二人の後を追っていき、そこで事故に。

自分のせいで千尋が・・・・
だから紘に気持ちを伝える資格なんてないと。
「それは自分への言い訳ですか?あなたはいつまでも同じ処で足踏みしているんですよ。
いつか誰かが手を引いてどこかへ連れて行ってくれることを望みながら」
優子が。

そんな景に京介は「付き合って欲しい」と。
撮影にってことなんだろうけどね^_^;

千尋のプロットを読む蓮治。
今の彼女の心情のような内容だった。
島にたった一人の少女。
その島は狭く、なにもない。ただ食料と生活雑貨は揃っており飢え死にすることはない。
あとは読みきれないほどの本だけがある。

その本には人間についてのことがたくさん書かれていたが少女には理解出来ないことばかり。
一人で生きてる。笑ったり泣いたりも必要ない。

そして、たった一人しかいない人間である以上、彼女は世界の平均的な人間であった。
自己こそ平均だった。
すべてが正しくて、しかし同時に間違っているのかもしれないが。

円の面積は鎖の長さの2乗×3.14
鎖の長さは12才。事故にあった4年前からずっと同じ長さ。
伸ばせる腕の長さは13時間。そこまでが今の私のすべて。

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2007年10月29日

ef -a tale of memories. 第4話

「honesty」

アバン
あのころの俺は人が親しく接するのを理解出来ないでいた。
あのころの私は人が一人でいることが理解出来なかった。

景と千尋が紘に声を掛けたことで3人の関係ははじまった。
その小さな出会いが、俺の歩む道を大きく変えてくれた。
その楽しかった時間がずっと続くと信じていた。

蓮治、千尋にプレゼント。
一昨日のお詫びに。
でも、千尋は、その約束のことを覚えていない。風邪ひいたことは覚えてるのかななんて思ったりもする。

蓮治は、思い切って、「一緒に小説を書いてみない?」
と言ってみる。

しかし、返ってきたのは、否定的な言葉。
私は書きたくありません。夢と言っても、それは一週間前の私。

逃げ出す千尋。

紘はまたまた、みやこに引っ掻き回される。
日曜日なのに仕事なの?
マンガ家に「そんなの関係ねぇ」これって・・・

景は紘と仲直りしようと手料理を作ろうとするも失敗続き
油に火がついたときに、マヨネーズで消してましたが、確実に消えるとは限らないので、良い子は真似しないように。
水かけるのは論外なのでホントにやってはいけません。
とにかくまずは、火を止めて、それからすなおに消火器を使うか、なければ一回り大きなフタをするとか濡れた毛布とかバスタオルなどを被せるとかして、とにかく空気を遮断しましょう。

景たちが小さいころに、少女漫画の絵を真似て描いてもらっていたことが、紘が少女漫画家になった遠因。

色がない世界のときの紘が、絶望先生にみえてしまうのはなぜだろう?

みやこ、紘の漫画にはまった?

紘が、みやこの手料理・山菜ごはんを「あーん」してもらってるところに、景が。
せっかくサンドイッチ作って持って行ったのに・・・(味は酷かったけど)
逃げ出す景。

「ぼくに手伝わせてよ」蓮治の言葉に、千尋反発。
いいことを言ってるとでも思ってるんですか?
かっこいいことを言ってるとでも思ってませんか?
私がこんな行き止まりの人間だから、やることもやれることもないから、だから夢を叶えればいいだなんて、そんな単純な・・・・

そのとおりです、あなたは正しいのでしょう。
間違ってるのは私です。
でも、だからってどうしろというんですか。

助けて

どうして私じゃない人のほうが私のこと知ってるんですか。
本当は、書きたいです。
記憶の消える前の夢なんてそれしか残ってないんです。
でも絶対に嫌。怖いです。もしそれすらもダメだったら私には、本当に何もなくなってしまうじゃないですか。

蓮治、それでいきなり
「キスしてもいいかな」って突然すぎるでしょう。
「恋人になっちゃだめかな」

今日の蓮治くんは意地悪だからだめです。
昨日だったら良かったのに。
昨日は一人で寝ていて寂しくて蓮治くんに逢いたくて、それで大好きだって昨日の私が日記に書いてました。

今日の蓮治くんは嫌いです。
でも大嫌いじゃないです。
もうちょっと抱っこしていてください。

千尋が書こうと思ってるのは
すべてが滅んだ世界に一人だけ生き残った女の子の物語
それって夢があるのかないのかまた微妙^_^;

景って、紘をみやこにとられるのが嫌なのか、それとも千尋だけじゃなく紘までが自分から去っていく感じがして嫌なのか。

京介は、映研を辞めて、一人で景の映像を撮ろうと決意。

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2007年10月21日

ef -a tale of memories. 第3話

「paradox」

アバン
昨日の私から今日の私へ。
あなたは13自間で記憶を失います。4年前の交通事故の影響です。
残念ながら左目も失いました。そういったことがあったという事実だけ受け止めてください。
ここに、あなたが生きていくうえで必要なことを書いていきます。

1つ目、この日記帳を毎朝必ず読みかえして下さい。これがあなたの記憶です。あなたのすべてがここにあります。
2つ目、必ず日記を残して下さい。その日の行動、会話、医療記録など出来る限り正確に残して下さい。

Aパート
読んでるのは蓮治に。
3つ目、出来るだけ他人との接触は避けてください。この障害は利用されて酷い目にあったり相手に迷惑をかけたりする可能性があるからです。
もし誰かと会うときは、その人の特徴や情報を正確に日記にに残しておいて下さい。

これ以上は読んじゃだめ。
これは、千尋自身だから。

千尋は最初、蓮治を3時くらいに来る学生服の小柄な年上の男性と記録。
(あれが学生服っていうのは忘れてなかったんだ)
年上としたのは、千尋の時間は4年前で止まっているから。
私服だったり、3時より前だったりすると分からなくなった。

大切なことは、何回も何回も思い返す。思い出せば、その時から13時間憶えていられるから。

私には何もないので、出来るだけ他人に迷惑をかけないように生きることが目標。
でもそれも難しい。生きてるだけで誰かに迷惑をかける。
そして薄情にも、迷惑をかけたことすら忘れてしまう。

これから私冗談を言いますね。そう言って千尋は
「私は毎日どうやったら誰にも迷惑かけずに消えてなくなれるかを考えています。
でも思いとどまってしまいます。自分が消えることは怖くないんです。
怖いなんて感情も消えるだけ。
ただ、私が本当に怖いのは自分の記憶が消えることではなく、みんなの記憶から忘れられることなんです」

そう語った。

記憶があるからこその日常。

雷雨、さすがに千尋も今日は駅にいないだろうと行かなかった蓮治。
次の日、駅にいたのは、火村だった。
千尋は風邪を引いたからと。

千尋は昨日、雨の中を夜までずっと蓮治を待っていたと。
彼女にとって、「また明日」というのは、その日の自分と別の日を繋げる大切な約束なのだと。

自分が千尋に何が出来るかを考えさせられる蓮治だった。
物語を書いてみたいといっていた彼女の夢の手伝いが出来るだろうか?

Bパート
徹夜あけの紘は、みやこに授業をサボって街へ連れ出される。
軽くデートしてるとき、ミズキとばったり。
みやこの名前を忘れてる紘にむっとしたのか、プイッと姿を消してしまったみやこだった。

京介は、自分のやりたいことと映研のみんなとの考えのギャップに孤独感を。
京介の前にも雨宮さんですか。彼女はいったい何者?

みやこと付き合ってることが、ミズキから景にばれて、色々言われる紘。
みやこは、一癖も二癖もあって学校では有名人だと。

で、ついクリスマスのときにみやこと初めて出会ったことをしゃべっちゃう紘。
それはつまり、嘘ついてクリスマスをすっぽかしたのがばれたことを意味していたりする。

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